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各部署の紹介
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リハビリテーション科

 リハビリテーション科

  リハビリテーション科   理学療法(PT)
  作業療法(OT)   言語聴覚療法(ST)
  リハビリ室の環境   通所リハビリテーション(介護保険適用)
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 ■リハビリテーション科

      

シムラ病院のリハビリテーション科は、理学療法士30名、作業療法士18名、言語聴覚士2名、アシスタント2名の総勢52人(令和4年11月現在)。

患者さんと1対1で行うリハビリを大切にし、身体機能や生活動作能力の回復だけではなく、「その人らしさ」を取り戻す事を理念に掲げ、他職種で連携をはかりながらリハビリを提供しています。

一般病棟(急性期)、回復期リハビリテーション病棟では、途切れなくリハビリを続けられるよう

365日体制でリハビリを提供しています。

自宅退院を目標に早期からリハビリを開始し、必要に応じて理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が重複して関わります。また、必要に応じて患者さんのご自宅を訪問し、退院後の生活が安心して送れるよう対応します。退院後は状態に応じて外来で、入院中に解決できなかった問題に対してリハビリを行います。

認知症患者の方には、起床直後や就寝前の時間にもリハビリスタッフが介入し、患者さんに適した生活リズムで過ごせるように関わります。

緩和ケア病棟では、緩和ケアチームの一員として、身体機能の向上や生活動作能力の向上だけではなく、患者さんやご家族の方の苦痛緩和に携わります。

 

理学療法(PT)
理学療法では、けがや病気が原因で発生した障害に対して、理学療法士が病状や理想的な身体の動きを  踏まえて治療プログラムを作成し、運動療法を行います。主に「起き上がる」「立つ」「歩く」など、 日常生活に必要な動作能力の改善を行います。また、安心した生活が送れるように、杖や装具、住宅改修等のアドバイスを行い、社会復帰や自立支援のお手伝いをします。
 

 

作業療法(OT)
作業療法では、けがや病気によって変化した生活に視点をおき、着替えやトイレ、入浴などの日常生活や、家事や仕事、趣味などにおいて、運動能力を活かすための練習、生活環境や福祉用具のアドバイスを行います。また、入院生活の過ごし方を一緒に考えたり、心理的・精神的な面からも、患者さんの回復に向けた生活を支援します。認知症患者さんなどを対象にして、入院生活を穏やかに過ごしていただけるよう、レクリエーション活動も実施しています。
 

 

言語聴覚療法(ST)
言葉やコミュニケーション、食べる事(咀嚼・嚥下)などに問題がある方に対し、検査、訓練、指導、援助を行います。特に食べる事は心身の状態に関わることなので、栄養科や訪問歯科と協力して、食事形態や口腔内の問題についても検討します。
 

 

リハビリ室の環境
リハビリ室は、大きい窓から差し込む日差しで明るく、若いスタッフが多い活気ある場所になって    います。退院後の生活に近い環境で練習ができるよう、玄関、和室、家庭用浴室などがあります。      また、主に症状緩和に使用される電気治療や温熱治療の機器も充実しています。